神奈川県小田原市の税理士事務所。
創業支援・相続・事業承継などのご相談パートナーです。

 

税理士 鈴木美帆のブログ

よく分からない税のことについて分かりやすく書いていきます。

2019年09月24日(火)

経費の支払いにポイントを使ったら、どう処理するの?

クレジットカードやキャッシュレス、さらにAmazonでの買い物など、最近はポイントが貯まる事が多いですね。せっかく貯まったポイントですからポイントを経費の支払いに使いたいと思うこともあるでしょう。
そこで今回は経費の支払いにポイントを使用した場合の仕訳の仕方をご説明します。

 
 

ポイント使用時の仕訳(消費税は無視)


①ポイント使用分を収入と考える方法

仕訳1仕訳1
 

実際の仕入れたものの価値と仕入金額が一致しますし、ポイント分も収入として計上されるので正しい仕訳です。でもちょっとめんどくさいかな…。

 

②ポイント使用分を値引きと考える方法

仕訳2仕訳2
 

こちらも仕入れたものの価値と仕入金額が一致します。仕入れた先からポイントをもらった場合ならこれでいいのですが、他で貯めたポイントを使うのでしたら正しさは①よりも劣ります。

 

③現金で支払った金額で処理

仕訳3仕訳3
 

実際の現金支払い額で処理するので一番わかりやすく簡単ですね。

でも実際の仕入れたものの価値と仕入金額が一致しないので、ちょっとモヤモヤしますね…。

 

どの方法が良いのか?


一番楽なのは③ですので経費の場合は③でもいいかもしれません。実態を正しく表しているのは①ですので、正しく処理するなら①が良いと思います。

 

ただし、固定資産の購入時には注意


経費の場合はどの方法でもいいのですが、購入するものがパソコンや机など10万円を超える資産の場合は注意が必要です。というのは、固定資産はいくらで手に入れたか(取得価額)によって、減価償却の方法が異なることがあるからです。固定資産の場合は①の方法で正しい取得価額になるように処理しましょう。

 

消費税について


実はポイント使用時に消費税の取り扱いをどうすべきかを正式に公開されたものは有りません。ですが、今後は請求書や領収書の消費税の記載内容が厳格になる方向ですので、ポイント交換使用の時の消費税の処理方法についても何らかの情報が公開されるのではないかと思います。公開されましたら、またブログでお知らせいたします。

 最終更新:2019.9.24
神奈川県小田原市城山1-25-28 UDビル102号室
東京地方税理士会 小田原支部所属
鈴木美帆税理士事務所
所長 鈴木美帆

2019/09/24 10:55 | 記帳

RSS

 

ページトップ