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社労士島津のブログ

労働(労基、労災、雇用等)、社会(健保、年金等)について書きます。

2019年09月25日(水)

相続が発生したときの法定相続人ってどこまでの範囲

相続って気にはしているけど今、現実に発生している訳ではないから、ついつい後回しになってしまいます。
色々な本も出ていますから、それを買って読むのもいいと思います。
色々知るための基礎知識として相続における法定相続人についての基本用語を誰が読んでも分かりやすく書いていきたいと思います。



 
 1.簡単な用語の説明

被相続人とは今回、亡くなった方のことです。
直系尊属とはその被相続人(亡くなった方)の父、母、祖父、祖母が現実的ですね。
正確に書くと亡くなった方の父母、その亡くなった方の父の父母と父の父母を追いかけていくことです。
なので、母の父母の世代は追わないです。
非嫡出子とは、法律上で婚姻関係(婚姻届け)を結んでいない男女間に生まれた子供のことです。

2.法定相続人の範囲は?

法定相続人の範囲
常に相続人  配偶者(法律上)
第1順位   子
第2順位   直系尊属
第3順位   兄弟姉妹
胎児、養子、非嫡出子も含みます。

ここで言う順位とは先順位者のみが対象になれるということです。
例を出して簡単に言います。
配偶者、子、直系尊属、兄弟姉妹がいたら、配偶者と子です。
配偶者、直系尊属、兄弟姉妹がいたら、配偶者と直系尊属です。
配偶者、兄弟姉妹がいたら配偶者と兄弟姉妹になります。


3.代襲相続(だいしゅうそうぞく)
法定相続人の範囲は2で書きましたので少し具体的な話をします。
子が相続開始以前に死亡、若しくは相続の欠格事由に該当、又は排除によって相続権を失ったときに被相続人の孫が代襲相続となります。
まとめると
・相続開始以前に被相続人の子が死亡
・相続の欠格事由に該当
・排除により相続権を失う
の上記3つのどれかに該当したときその相続人の子が代襲して相続人になります。


相続人の子(A,B、C)でBが既に亡くなっているとき
→Bの子がBの代わりに相続人になること

上記の例でもしBの子もすでに亡くなっていて、Bの子の子(Bの孫)が代襲相続します。
これを再代襲相続といいます。

上の話は子を前提に話していますが、兄弟姉妹の子も代襲相続は認められています。
しかし、兄弟姉妹の子は再代襲相続は認められていません。

相続人が相続の放棄をした場合は、代襲相続は出来ないので特に注意してください。


4.相続の欠格

欠格事由に該当したら当然に相続権を失います。
すなわち、法定相続人ではなくなります。
当たり前ですが、ここで言う当然とは該当さえすれば手続きなしで失うということです。
1.故意に被相続人若しくは先順位、同順位を殺害(企て含む)により刑を処せられた者
2.被相続人が殺害されたことを知りながら告発又は告訴をしなかったもの
3.詐欺又は脅迫によって被相続人が遺言をしようとしているのを妨げ、あるいは遺言の撤回、取り消し、変更を妨げた者
4.詐欺又は脅迫によって被相続人が遺言をさせ、あるいは遺言の撤回、取り消し、変更を妨げた者
5.相続に関する被相続人の遺言書を偽造し、変造し、破棄し、又は隠匿した者

ザックリ言うと自分の相続額を多くするためにする不正行為ですね

5.相続人の排除

家庭裁判所に請求をして法定相続人から排除されます。
1.相続人に対して虐待をし、又は重大な侮辱を加えたとき
2.その他、著しい非業があったとき

上記のいずれかで家庭裁判所に請求で排除になります。
これは、遺言でも可能です。

6.まとめ
相続税の考え方は、まず、被相続人の財産を出す。
そこから、相続税額を決める。
そして、相続人の人数を出す。
遺言、分割協議書をもとに割合を決める。
そこから各々の相続税額を決める。
という考え方をベースにして他の人の記事も読んでいくといいと思います。
この工程の中で法定相続人は相続人の人数を出すときに使うものです。

神奈川県小田原
鈴木美帆税理士事務所
相続担当 社労士 島津 匡宏(しまづ まさひろ)

2019/09/25 14:35 | 未分類

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